「相続税の仕組みを知りましょう」シリーズ
②相続税がかかるケースってどんなとき?
相続税が発生するかどうかは、財産の「合計額」と、家族構成による「非課税の枠(基礎控除)」によって決まります。
基礎控除の計算式は、
• 3,600万円 + (600万円 × 法定相続人の数)
つまり、財産の合計がこの金額を下回る場合、相続税はかかりません。
逆に、これを超える財産があると、その超えた部分に対して税金がかかります。
どんな財産が相続税の対象になるの?
相続税の対象となる財産は、主に以下のものです:
• 現金・預金:銀行に預けているお金や自宅の現金
• 不動産:自宅や土地、マンションなど
• 金融商品:株式、投資信託、保険金の一部
• その他:骨董品、貴金属、高額な車など
ただし、財産の種類によっては評価額が変わるため、思っているよりも多かったり少なかったりすることがあります。
2015年(平成27年)の相続税改正により基礎控除が上記の計算に引き下げられました。
このため、相続税が発生するケースが多くなっております。
相続税の生前対策としては、「早めに、計画的に、長期的に」実行すれば間違いなく軽減できます。
どうぞお気軽にご相談ください。
「備えあれば憂いと相続税なし」
2024-12-17 Tenjin3