2年前の相続税申告分の税務調査がありました。
もちろん、無事修了。
資産課税部門の調査ですが、いつもその調査能力の高さには驚きます。
事前調査能力だけでなく、話法、質問項目、質問順序など、プロフェッショナルの技法に感心させられます。
「なんでそんなことまで把握しているのか?」とゾッとすることもよくあります。
税理士としての立場も微妙ですが、やはり正直な申告が一番。
当たり前のことですが、税務署の調査能力をあなどってはいけません。
特に相続税・贈与税では、判断が微妙な部分もあり、正直かつ慎重な対応が無難で重要。
2010-12-13 Nicot
ご縁あって、宗教法人の税務調査立会いの仕事を行いました。
長期間にわたって、住職さん、調査官ともいろいろと議論を重ねた結果、無事に終了しました。
宗教法人ならではの、業界慣行、専門行事、専門用語や税務調査の手続き、
進め方、ポイントなど貴重な経験となりました。
しかしながら、いつも感心しますが、ベテラン税務調査官の専門的知識と調査能力には驚きます。
日本全国的に宗教法人の税務調査が増えている傾向があるようです。
基本的には非課税法人のため、源泉所得税が重要なポイントとなりますが今後、
ますますこのような調査が増えると考えられます。
こちらが専門とする相続分野と関連する部分もありますから、今後、目が離せません。
2010-12-6 Nicot
お客様から頂いた本「安売りしない会社はどこで努力しているか?」を読みました。
コンサルタントの村尾隆介さんの著書です。
努力だけでは、なかなか儲からない時代であり、
価格競争に飲み込まれない独自の付加価値戦略が大事だと考えていたので、
この本はまさにそのポイントを明快に分かりやすく教示してくれました。
ついつい値引き、値下げ、安請け合いをしてしまい、目先の仕事、目先の売上に走ってしまいがちです。
結局、しんどいだけの仕事に振り回されて忙しいだけの状況になってしまいます。
会社も従業員さんも社長さんも不幸になるだけですから。
この本は今のデフレで不況の時代にはバイブルです。具体例も多くなかなかのいい本でした。
時々読み返して、自分自身にも、クライアントへのアドバイスにもおおいに参考にします。
2010-12-1 Nicot
平成22年7月6日、最高裁で画期的な判決が出ました。
いわゆる年金2重課税問題について、納税者側が逆転勝訴。
年金タイプの生命保険について、相続税と所得税が2重に課税されている部分の取消しと還付が認められました。
お客さまの中でも、この2重課税に該当するケースがあり、
過年度の所得税の「更正の請求書」による還付請求を行いました。
ややこしい本表、別表でしたが、書き方に従って、なんとか作成・提出。
還付金ですから、お客さまもご満足。
しかし、昨日までの常識がいきなり違法・非常識となったわけです。
税法はもちろん、世の中、何が正しいか、どうあるべきか、という本質は教科書やネットでもなく、
自分自身で考えるべきものだと痛感。
税法の範囲内で合理的な節税を考えるばかりでしたから。
今回のような判決のために、かなりの労力、時間、
資金を投入された九州の納税者(原告)の方、税理士さん、弁護士さんの偉業を心から賞賛します。敬服。
2010-12-1 Nicot
奈良県の異業種交流会「やまと若草会」の11月定例会にて講師を務めました。
平成22年11月16日(火) 午後18:00~
奈良県社会福祉総合センター(近鉄畝傍御陵前駅すぐ)
「こんな時代に高収益のビジネスモデル!中小企業3社の実例から学ぶ」
公認会計士・税理士 竹村 聡
お客さまの中で高収益のビジネスで成功している3社の特徴を分析しました。
(上場会社・地主さんの会社・2代目・3代目の会社を除いた
中小企業で、社長の役員報酬と会社の利益の合計が大きい会社から抽出)
共通点は、
高付加価値、高い粗利益のビジネスであること。
誰でも簡単にマネできるようなビジネスではないこと。
高付加価値のために、努力・苦労していること
すぐに成功したわけではなく5年から8年ぐらいの期間は経過していること。
安売り・価格競争はしていないこと。
会社のブランド・イメージを大事にしていること。
本業だけに集中し、仕事熱心・仕事大好き人間であること。
などが挙げられました。
自分自身も参考とし、反省するべき点は多く、 成功する経営者の方々の共通点を肝に銘じて頑張りたいと思います。
やまと若草会のみなさま、ご参加ありがとうございました。
2010年の最後のセミナー講師でした。聞いていただいたみなさまに大感謝!
2010-11-16 Nicot
関西の専門家集団による事業組合「LLPプロネット・ジャパン」が今年、設立されました。
記念すべき第1回目のセミナーで講師を務めさせていただきました。
セミナーは全4回シリーズでテーマは「頑張る中小企業の事業承継を安心・安全・確実に」。
LLPプロネット・ジャパン
平成22年11月13日(土)午前9時30分~12時まで
大和郡山市民交流館
1人1000円
お客さまの中で高収益のビジネスで成功している3社の特徴を分析しました。
(上場会社・地主さんの会社・2代目・3代目の会社を除いた
中小企業で、社長の役員報酬と会社の利益の合計が大きい会社から抽出)
私は第1部の「事業承継と相続税対策」を担当。
セミナー構成は以下の通り。80分セミナーでした。
1.事業承継とは
2.事業承継で困った事例
①京都カバン屋さん事件
②姉弟の調停3年事件
③その他の事例(添付書類参考)
3.大事な5つのポイントと3つの法則
4.相続税とその仕組み
5.節税の方法 7つ
6.おわりに
私も実務で事業承継の難しさ、恐ろしさ、相続でのモメゴトなど、身にしみて痛感しているので 事例中心に基本事項の確認も織り交ぜながらお話をさせていただきました。 LLPプロネット・ジャパンのみなさま、ご参加していただきました経営者のみなさま、どうもありがとうございました。
2010-11-13 Nicot
ちょうど、事務所の近くに日本赤十字さんの献血カーが止まってました。
以前から献血マニアの知人に勧められていたこともあり、久しぶりの献血に挑戦。
200mlか400mlのどちらか選択ですが、血液成分検査は、200mlよりも400mの方がずっと項目が多く、
400mlの方が医療現場でも有益とのこと。
迷わず400mlをお願いしました。
チクッとするのは一瞬だけで、5分ちょっとで終了しました。
ちょっとふらつく感じはありましたが、仕事や生活に困るようなこともなく、なるほどこれは良い、と納得。
社会貢献できて血液検査もできるのですから。次は3カ月経過後にできるそうです。
2010-11-12 Nicot
奈良県の異業種交流会「やまと若草会」の11月定例会にて講師を務めます。
平成22年11月16日(火) 午後18:00~
奈良県社会福祉総合センター(近鉄畝傍御陵前駅すぐ)
「こんな時代に高収益のビジネスモデル!中小企業3社の実例から学ぶ」
公認会計士・税理士 竹村 聡
実例とはお客さまのことですが、守秘義務に反しない範囲で高収益企業の秘訣、
ポイント、すごいところをご紹介したいと思います。
厳しい経営環境。簡単に儲かるビジネスなどあるはずがありません。
しかし、どんな業種でも高収益会社は必ず存在しています。
どのように高付加価値を生み出しているのか、大事なポイントをご紹介します。
2010-11-3 Nicot
奈良市のロイヤルホテルで開催された「関西ブロック合同交流会」。
私は奈良と大阪の異業種交流会に加入しており、遷都1300年祭にちなんで開催された奈良での大会に参加しました。
当事務所のアピールブースも出展して、マネジメント倶楽部や報酬料金表も配布しました。
講演会、演奏会、懇親会、せんと君との記念撮影、クイズ大会もあっておおいに盛り上がりました。
私もクイズの景品で提供したものを説明。
いろいろな人脈やネットワークが広がるので交流会、懇親会はやはり面白い。
2010-10-19 Nicot
全国賃貸住宅新聞社 主催、2日間で18,000人が来場した「賃貸住宅フェア」でセミナー講演しました。
南港インテックス2号館はさすがに広く、開放的な会場で驚きました。
しかし、来場された大家さん、地主さん、業界関係者の方々の熱気もすごく、大緊張。
タイトルは、「競争激化時代を勝ち残る大家さんのためのマネジメント講座」、
サブタイトルは「もし大家さんがドラッカーのマネジメントを読んだら」。
私は「税務セミナー」の講師の一人でしたが、内容は不動産賃貸経営をマネジメントの切り口でお話しました。
ドラッカーも交えながら、うちの事務所で作成した
「不動産賃貸経営マニュアル実践チェックリスト」(55項目、全8ページ)を説明しました。
セミナーブースは7ヶ所もあり、同時に開催されていますが、 その中でも私のセミナーを聴いていただいた参加者の方には本当にどうもありがとうございました。
チェックリストを参考に少しでも満室経営、空室対策につながれば幸いです。
やはり、何でもやってみること&継続することが大事ですから
チェックリストのできることから、ぜひ頑張ってください。
2010-10-15 Nicot
関西の専門家集団が集まり、有限責任事業組合プロネット・ジャパンが今年の6月に設立されました。
私も知人の方からお誘いをいただきまして、設立時のパートナーに登録させていただきました。
世の中、やはり人脈・ネットワークが大事。また何事もやってみること。
弁護士さん、弁理士さん、司法書士さん、行政書士さん、社労士さんほか、税理士さん、会計士さんも。
プロの専門家ばかりの集団で心強い味方となる事業組合です。
その設立記念イベントでもあるセミナーの第1回が
2010年11月13日(土)午前9時30分~12時まで 大和郡山の市民会館で開催されます。
ナント、私が第1回目のセミナー講師に指名されまして、経営者向けの事業承継と相続について、
お話することになりました。
設立記念にふさわしい事業承継セミナーとなるよう頑張ります。
「財産と税金、保険から考える事業承継」
公認会計士・税理士 竹村 聡 / IBA 伊庭久裕氏
2010-10-8 Nicot
奈良市の商工会議所にて、起業家向けセミナーで講演しました。 テクツ株式会社の櫻井大輔社長が主催する「奈良起業家交流会」の第2回セミナー。
土曜日の午後でしたが多くの方に参加していただきました。
「起業と成功事例」と題して1時間15分。
起業の面白さ、大変さ、お客様の中の成功事例、経営戦略やPDCA管理などなど、
自分なりの考えを交えながらお話させていただきました。
私が第1部を務め、第2部はネット販売で有名な黒豆農園の井上敬介社長が 「新規ネット事業で年商2億円」と題して実践的かつネット販売の極意、裏技、難しさをお話されました。
その後の懇親会でも参加者のみなさまとおおいに盛り上がりました。
こんなに多くの若い方が、起業に関心を持たれており、やる気満々だったことに大変刺激を受けました。
こちらも元気になった気がしました。
また、最近は元気のない日本人と閉塞感だけの日本経済というイメージに自分自身も悲観しておりましたが、
実はそんなことはなく、奈良にもこれだけの起業家・元気な人がいると改めてびっくり。
自分の偏見やマーケティングの低さが良く分かりました。
櫻井大輔社長、井上敬介社長、ご参加のみなさま、どうもありがとうございました。
また、機会がありましたらお会いしましょう。
2010-10-2 Nicot
東京都内でクライアントの税務調査立会を2日間、行いました。
いつもは大阪国税局管内の税務調査立会のため、今回は初めての東京国税局管内。
エスカレーターの立ち位置や東京弁・関西弁の違いはあっても税務行政、税務調査官、
税法や企業会計も全国共通で、東京と大阪に違いはありませんでした。当たり前ですが。
事前準備万端、無事終了。
せっかくの機会なので、東京国税局、大阪国税局、関東信越国税局の組織を国税庁のHPから見てみました。
やはり部署、部門など基本的な組織構成はさすがにみな同じ。
規模はかなり違っており、東京国税局は課税部、徴収部、調査部、査察部など圧倒的に部門数が多く、
東京圏のマーケットがダントツの一番。
特に国際関係の調査部門なども充実しており、国際化もさすがに東京が一番。
確かに新宿駅界隈は外国人ばかりで「ここは日本か」とびっくりしたのも妙に納得。
管内の税務署数を見ると、
東京国税局は、東京都(48)、千葉県(14)、神奈川県(18)、山梨県(4)の合計84署。
大阪国税局は、大阪府(31)、兵庫県(21)、京都府(13)、奈良県(4)、滋賀県(7)、 和歌山県(7)の合計83署。
関東信越国税局は、埼玉県(15)、群馬県(9)、茨城県(8)、栃木県(8)、新潟県(13)、 長野県(10)の合計63署。
税務署数では、東京国税局と大阪国税局ではほぼ同じ。しかし、規模はかなり違うでしょう。
やはり東京か。
2010-8-20 Nicot
10月2日(土)奈良市の商工会議所にて、第2回奈良起業家交流会のセミナー開催が決定しました。
奈良起業家交流会の幹事、テクツ株式会社櫻井さんのご紹介により起業家向けのセミナーを開催します。
10月2日(土)13:00~
奈良商工会議所
第2回 奈良起業家交流会
公認会計士 竹村 聡事務所 代表
公認会計士・税理士 竹村 聡
「起業の心構えと成功・失敗事例」
これから起業される方、起業を検討されている方へ 会計事務所として起業家の支援を行ってきた経験の中から起業の心構え、 事前準備、やるべきこと、多くの成功事例などをご紹介します。 Steve Jobsの名スピーチ、ブルーオーシャン戦略のご紹介も。
2010-8-10 Nicot
10月15日(金) 株式会社全国賃貸住宅新聞社 主催の「賃貸住宅フェア2010in大阪」にて 賃貸経営セミナーを開催することが決定しました!
2010年10月15日(金) 午前10時から
インテックス大阪 2号館(大阪市住之江区南港)
株式会社 全国賃貸住宅新聞社
「競争激化時代を勝ち抜く家主のためのマネジメント講座」
「もし賃貸経営オーナーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」
公認会計士・税理士 竹村 聡
相続対策、不動産活用、節税対策などで、おすすめなものは、やはり賃貸マンション、賃貸アパートです。 多くのお客様が収益性、利便性、相続対策効果などから、賃貸不動産を所有されています。
しかし、メリットだけでなく、空室リスク、家賃下落リスク、金利上昇リスク、入居者とのトラブル、 陳腐化リスクなどもあり、当初の計画と異なる実例もあります。 これからに時代、不動産オーナーにも必要な経営感覚、マネジメントが要求されます。
賃貸経営に必要なマネジメントとは? ますます競争が厳しくなる賃貸経営を経営の神様「ドラッカー」の視点から解説します。 会計事務所として多数のお客様のマネジメント実践事例もご紹介します。さあ、満室健全経営を目指しましょう!
2010-07-29 Nicot
6月にCalifornia州の研修旅行に参加し、シリコンバレーのApple本社とStanford Universityを見学しました。 その際に参加メンバーの方から「素晴らしい内容ですから、ぜひ読んでください。」と勧められたのが、 Apple創始者、あのSteve Jobsの伝説のスピーチです。
これは、2005年6月、Stanford Universityでの卒業式にGuestとして呼ばれた Steve Jobsが卒業生を前にスピーチしたもの。
早速、Internetから英文、日本翻訳文を入手して読みました。 感動的な内容で最高によくできていて共感できる部分が多く、感激しました。 動画でも聴きましたが、なるほど、さすがの感動スピーチです。すでに語り草になっている名スピーチ。
今やipod、iphone、ipadの販売も好調で、世界で最も注目される経営者ですが、 Steve Jobsならではの経験、考えを分かりやすく、卒業生に語りかけ社会人、 起業家としての心構えを簡潔に3つのStoryで話しています。 ぜひ一度、お勧めします。感動間違いなしですから。
最後に紹介されたメッセージが「Stay Hungry,Stay Foolish」。 とらえ方は、人それぞれと思いますが、私の座右の銘となる大好きな言葉になりました。
「人生は1回、どうせやるなら、好きなこと、誰もやっていないことを思い切りやってみよう。」 という激励の言葉と受け止めました。
2010-07-15 Nicot
(社)大阪府経営合理化協会主催の中堅リーダー海外研修に参加しました!
アメリカ西海岸(サンフランシスコ、シリコンバレー、ロサンゼルス)の企業やJETRO、 大学、見学拠点を8日間で視察・研修する企画でした。
アメリカ西海岸California州は行ったことがなく、どうしても見たかったので、 初参加の海外研修で不安なところはありましたが、思い切って申込みました。
Walmart、TraderJoes、WholeFoods、Ralphsなどのアメリカを代表する小売店の視察、 シリコンバレーのIntel本社、Apple本社や名門Stanford Universityの見学、 日系ベンチャー企業、日系食品スーパーの訪問に、 JETROでの局長講演など盛りだくさんの充実した視察研修スケジュールでした。
特にシリコンバレーとスタンフォード大学では、 起業家精神を大事に育成する土壌がありクリーン・テクノロジーやバイオ・テクノロジーを中心に ベンチャー企業が集積する層の厚さに驚き、刺激を受けました。やはりアメリカは凄い!
番外編では、ロサンゼルス・アナハイムの球場でMLBのエンジェルス対ロッキース戦を観戦し、 松井秀樹選手のグランドスラムを生で見れたこと、帰りの飛行機便の故障で1日遅れてしまいましたが、 予定外のシアトル観光とビジネスクラスで快適なフライトを楽しめたこと、などなど、楽しい思い出もたくさん。
今回参加のみなさんとは、各地の観光もでき、毎晩のように飲み歩き、すっかり仲良くなりました。 海外でこんな貴重な体験を出来たことはラッキーで本当に参加して良かったと思います。 団長などというお役目もいただきましたが、最後までお付き合いいただき、 みなさま、本当にどうもありがとうございました。
(上はシリコンバレーのApple本社前、Apple GoodsのShopあり)
(上はシリコンバレーのIntel本社前、インテル・ミュージアム見学後)
(上はSan Franciscoの市内風景① Union Square前)
(上はSan Franciscoの市内風景②)
(上は名門スタンフォード大学内① 1時間のガイド案内あり)
(上は名門スタンフォード大学内② )
(上は、Golden Gate Bridge、本当に霧のSan Francisco)
(上は、Los Angelesの DownTown①高層ビル群)
(上は、Los Angelesの DownTown②)
(上は、SeattleのDownTown、Fishで有名なPublic Market、 近くにはSTAR BUCKSの1号店あり)
2010-06-30 Nicot
大阪国税局 東税務署の木本署長さまから、直々に感謝状を頂きました。
森本総務課長様と一緒に、うちの事務所まで来られての「感謝状」贈呈に大変恐縮しました。 生まれて初めての感謝状に加えて、今までの電子申告実績が評価され、本当にうれしいの一言で素直に感激しました。
平成16年度から電子申告(e-tax)には、積極的に取り組み、
現在では所得税、消費税、法人税、法定調書、源泉税は、ほぼ100%の実施率。
便利なシステムで、効率化、合理化、コスト削減、
環境保護にもいいのでもうなくてはならない業務システムになってしまいました。
地方税の電子申告(el-tax)も、できる分は100%実施で大変便利。
大阪国税局のおひざ元、税理士会の東支部は全国屈指のマンモス支部で1300名を超える税理士が登録。 今回は5名に感謝状を贈呈、とのことでかなりの確率!幸運にも恵まれました。
お客様のご理解とご協力、スタッフの献身的なサポートのおかげです。 みなさまにあらためて感謝申し上げます。ありがとうございました。
W杯サッカーではカメルーンにも勝ったし、感謝状までいただいて、 今日はうれしい事ばかり。あまり調子に乗らず、これからも仕事も電子申告も頑張ります。
(上は、当事務所で、東税務署長さまから贈呈していただいた瞬間、下は感謝状)
2010-06-15 Nicot
枚方郵便局で、「現代相続事情と問題点」と題して2時間の相続セミナーを開催しました。
当日は、河内北部地域の多くの郵便局長さん、かんぽ生命の営業担当者50名以上が集まっていただきました。 参加者のみなさんは、勉強熱心でじっくりと耳を傾けていただき、ありがとうございました。
土曜日の休日にもかかわらず、事前準備から当日の運営など丁寧に対応していただきみなさま、 本当にどうもありがとうございました。
公認会計士・税理士 竹村 聡
午後2時~4時
1.最新データでみる現代相続事情
2.事例①争族の典型例
3.事例②少子高齢化の事例
4.恐有(共有)の事例
5.備えあれば憂いなし・・・事前準備がすべて
2010-05-22 Nicot
お客様に強烈に勧められまして、P.F.ドラッカーの本を購入、読んでみました。 本屋でのドラッカー・ブームにも驚きましたが、この内容は本当にスゴイ。
恥ずかしながら、経営学ではドラッカーを勉強していたはずですが 改めてマネジメントの実務からドラッカーは実践的で奥深いことが良くわかりました。 もっと深く研究する価値がありますね。 お客様いわく、「ほかのくだらん経営本を読むよりも、このドラッカーだけで十分やで」とのこと。 その通りかもしれません。
高校野球の女子マネージャーみなみの青春本もベストセラーだけあって 最高に面白く、ぐいぐい引き込まれます。なるほど、納得のドラッカー教科書本です。 マネジメントの面白さ、奥深さ、ドラッカーの偉大さを痛感。 とりあえず、これからもドラッカーは勉強継続決定!
2010-05-15 Nicot
SEOULの江南では、日本同様、世界でおなじみのCAFEから地元のCAFEまで、いたるところに
大型の喫茶店が増えていました。値段は日本よりちょっと安いぐらい。
オシャレで清潔、広いレストランも多く、ちょっと前とはだいぶイメージが違います。
ランチは美味しい焼肉と石焼ご飯、夜は新しいお店でビュッフェ型式の海鮮レストランと
韓国の流行食を満喫。2次会はビヤガーデンで盛り上がり、ビールを飲みすぎました。
しかし、韓国の方はよく食べ、よく働き、よく飲む、。みな若くエネルギッシュで勤勉、
しかも向上心が強い感じでこちらも刺激を受けました。
ソウルの中心街 江南のテヘラン路
サムスン本社ビル前
2010-05-11 Nicot
2泊3日でKOREAソウルに出張しました。ソウルは約2年ぶりの4回目。 グローバルなお客様に恵まれて、感謝感謝の海外出張です。
明らかに2年前とは雰囲気が違っており、韓国・ソウル市内の街並み、ビル群、自動車、 人通りなどからも活気があり景気が良くなっている印象を受けました。
韓国ビジネスの中心地で漢江の南側にある江南区江南駅の近くで会計・契約書関係のチェック仕事をしましたが、 お客様も一等地のオシャレなビルに移転し、人数も大きく増えて、見た目にも数字的にも業績拡大で好調そのもの。
半導体、自動車、携帯、電子などの分野で世界を躍進する韓国経済の一端を肌で感じました。
中国だけでなく、韓国の好調も大きな脅威で日本の存在感がますます低くなっていることを実感。
特に関西・大阪の景気低迷を考えると寂しい気分に。しかし、日本もまだまだこれから。日本の底力で復活を信じます。
上は高台から見た江南ビル群、下は市街地の様子
2010-05-10 Nicot
相続サポート・パートナーズに強力なメンバーとして、弁護士の中川みち子さんを迎い入れることができました。 (パートナー間では「先生」を付けないルールなのでご理解を。) ご主人様とはお仕事の関係で以前からご縁があり、新たなパートナー就任をご快諾いただきました。
相続サポート・パートナーズもビジネスでもそうですが、 あらためて人のご縁でできるつながり、人の輪に感謝しますし、大きな力を感じます。
相続問題では、法的な観点からのサポートが必須ですから 不動産問題も含めて中川弁護士は幅広く頼りになるパートナーです。
大阪市北区西天満1-7-4協和中之島ビル5F
きらり法律事務所
代表 弁護士 中川みち子
2010-05-08 Nicot
2年前に日本中を感動させたあの書籍「日本でいちばん大切にしたい会社」の続編です。
法政大学教授の坂本光司先生の有名な書籍で、日本の民間企業の経営を紹介しているのですが、 その内容が感動的ですごい。2年前にお客様に頂き、初本を読んだときは、信じられない気持と感激で大興奮、 企業経営図書の分野に新たなジャンルができたと思うぐらいの衝撃でした。
続編は、予想を裏切らず、またも素晴らしい会社がいろいろ紹介されていました。 やはり感動と涙、驚きの連続です。 日本には信じられない感動経営をしているこんな会社が多くあるのか!と驚き、 しかも好業績とのことでびっくり仰天。
NPOでもボランティア団体でもなく、民間の営利企業が補助金や助成もなく 自発的に信念を持って行っている経営内容に頭が下がります。
坂本先生の「五人に対する使命と責任」を果たすための行動が経営である、 という定義は、理解できても実践はなかなかできない難しさがあります。 もちろん、お勧め本。自分も経営について反省とともにこれからのことも深く考えさせられます。
2010-05-05 Nicot
GWに時間を見つけて面白そうな本を読みました。
「ビジネス哲学研究会」編著の「心を励ます社長の名言」 (自分を磨き、人を育てる人間力が身につく)¥760は、お勧めです。
苦労して成功した名経営者の方々の名言集です。 幅広く外国・国内の知られた経営者の経歴と名言がコンパクトにまとめられていて、 一気に読むことができました。 逆にもっと詳しく知りたくなる経営者の話も多かったぐらいです。
本題の通り、奥深くて、「なるほど」と感銘を受ける名言が多く、勇気づけられます。 小さなことでクヨクヨするよりもブレずに、信念を通して臆せず突き進め、という元気が出てきました。
数えると総勢89人の名言集ですが、どれとこれが良い、というよりもいろんな名言から刺激を受けて、 自分で解釈・発奮できれば一番良いのでは。
2010-05-04 Nicot
昨年に引き続き相続セミナーの開催が決定しました。
平成22年5月22日(土)午後2時~午後4時
枚方郵便局 会議室
「現代の相続事情と問題点」
公認会計士・税理士 竹村 聡
開催までにいろいろな方にお世話になりました。準備、連絡、手配など誠にありがとうございました。
2010-04-30 Nicot
社団法人大阪府経営合理化協会 4月例会
午後3時~5時
大阪府商工会館(地下鉄御堂筋線 本町駅すぐ)6階会議室
「国際会計基準(IFRS)と中堅企業」
公認会計士・税理士 竹村 聡
「IFRS(国際会計基準)」概要
(1)IFRSとは
(2)IFRS普及の経緯
(3)IFRS普及の背景
(4)日本でのIFRS適用予定
(5)IFRSの特徴、概要、弊害
(6)IFRSの財務諸表の構成
(7)驚きのIFRS!具体的な会計処理例
売上高(収益認識基準、リベート、割戻し、工事進行基準、保証期間など)
固定資産の減価償却、設備投資と借入金
リース資産
開発費の資産計上
資産除去債務
有給休暇引当金など
(8)IFRS導入をめぐる動き
(9)中小企業版IFRSの公表
「中小企業の会計に関する指針」について
中堅企業の今後の取組みについて
社団法人大阪府経営合理化協会さまは初めてでしたので、かなり緊張しましたが
なんとか無事に2時間セミナーを終了することができました。
さすがに、参加会員さんのレベルが高く、経理や会計基準に対する認識、
IFRSの基礎知識も相当なものだったのでこちらが驚きました。
事前準備から当日までの用意をしていただいた事務局の方、 忙しい中ご参加していただきました会員の皆様、どうもありがとうございました。
2010-04-30 Nicot
国際会計基準(IFRS)(International Financial Reporting Standards)
世界110カ国以上で採用されている会計基準で国際会計基準審議会(IASB)が定めたもの。 「単一で高品質、かつグローバルな会計基準」と言われるだけあり、かなりレベルの高い 会計基準・表示となっています。
2005年から欧州連合(EU)を中心に世界で採用されるようになり、米国・日本もIFRSを採用予定。 日本では、2015年以降、上場会社の連結財務諸表にIFRSの強制適用が予定されている。 規則主義ではなく原則主義、収益費用アプローチではなく資産負債アプローチ、 純利益重視ではなく包括利益アプローチなど、IFRSの考え方は従来の会計基準とは異なる点が多く、 その導入には十分な準備期間と作業とコストが必要とされます。
いろいろなIFRS関連図書を読みました。IFRSが良いとか悪いとかではなく、グローバルな 世の中の流れには逆らえない、ということです。確かにIFRSは日本基準にはない、 グローバルな視点と戦略を持ち、優れた会計基準です。日本国内だけで活動する上場企業で あっても、マネーがグローバルに動きまわっている以上、投資家向けにはIFRSが必要になるということでしょう。
2010-04-16 Nicot
社団法人大阪府経営合理化協会様にて、IFRSセミナーで講師を務めることになりました!
国際会計基準は、これからの経理実務、経営実務にとって大きなテーマ。
グローバル・スタンダードなくして今後のビジネスは成り立ちません。
上場企業ではなく、中堅・中小企業の方々へ分かりやすくポイントを説明しこれから何をするべきか、
方向性を実務的な観点から示したいと思います。
(社)大阪府経営合理化協会は、50年の歴史があり、関西経済を支える中堅・中小企業が
会員さんとなっており、格式の高い立派な組織ですから、私も心して講師を務めさせていただきます。
チャンスは1回。仕事のオファーは断らない主義。とにかく引き受けて全力でやってみること。
これが大事。
4月27日(火)15:00~17:00
大阪府商工会館(地下鉄御堂筋線 本町駅すぐ)7階会議室
「国際会計基準(IFRS)と中小企業」
公認会計士・税理士 竹村 聡
2010-04-07 Nicot
事務所の北側にある中大江公園の桜も満開。
花見用のブルーシートが大きく広げられ場所取り係もチラホラ。
しかし、今日のように陽気で晴れの日は、満開のサクラが一層華やかでほっこり癒されます。
2010-04-07 Nicot
引き続き平成22年度の税制改正の中身です。
(法人税関係)
特殊支配同族会社の主宰役員報酬の損金不算入制度が廃止。
平成22年4月以降の終了事業年度から。
しかし、この制度は酷いものでした。
付表も分かりにくく、ややこしいもので最悪税制の一つと思っておりました。
この改正は、稼いでいる会社のオーナーにとっても税理士にとっても朗報。
ただし、平成23年度の税制改正で何か対応策を講じるようで今後の改正に注意が必要です。
100%グループ内の法人間での取引では譲渡損益を認識繰延。
棚卸資産を除く簿価1000万円以上の資産の譲渡については、グループ外へ移転するまでは、譲渡損益を認識せず。
100%グループ間での寄附金課税はなし。
資本金の額等が1億円以下の法人に係る次の制度については、
資本金の額等が5億円以上の法人等の100%子会社には、適用しない。
(1)軽減税率
(2)特定同族会社の特別税率の不適用
(3)貸倒引当金の法定繰入率
(4)交際費等の損金不算入制度における定額控除制度
(5)欠損金の繰戻し還付制度
資本金5億円以上の企業グループにとっては大きな改正です。
上場会社を中心に影響は大きいでしょう。
特に軽減税率、交際費は子会社が多ければそれだけ影響も大きくなります。
グループ間取引の改正については、連結決算・連結納税のイメージですが益出し・損出しができなくなり、
いい面・悪い面両方あるように思います。
グループ間で政策的に不動産を移動させる場合には、課税されないメリットがあります。
2010-04-01 Nicot
引き続き平成22年度の税制改正の中身です。
(資産課税関係)
住宅取得資金贈与の非課税限度額の引き上げ。
現在、住宅取得のための資金贈与は基礎控除と合わせて610万円まで非課税ですが、
平成22年度は1610万円まで、平成23年度は1110万円まで。
ただし、受取る子供側の所得は2000万円以下に制限。
住宅取得を促進する改正で朗報です。
小規模宅地の評価減特例 居住用・事業用の土地要件について、相続後の非居住・事業非継続の場合は適用除外。 共有宅地の相続では、取得者毎に適用判定。 建物に居住用とその他がある場合は、用途部分別に特例適用を計算する。 じわじわ相続税の増税を狙う改正です。
2010-03-31 Nicot
平成22年度の税制改正の中身です。
(個人所得税関係)
中学生以下(15歳以下)の扶養家族については扶養控除(38万円)の廃止。
16歳から18歳までの特定扶養親族については、上乗せ部分25万円を廃止。
22歳までの大学生の特定扶養控除は存続。扶養控除の改正は平成23年度から。
子供手当、高校の授業料実質無償化に対応する改正です。
平成24年度から介護医療保険料控除を新設。
一般生命保険4万、個人年金保険4万、介護医療保険4万のMAX12万控除へ。
平成24年から26年までの少額上場株式の非課税措置
(非課税口座であれば、毎年100万円までの投資について配当所得・譲渡所得を非課税。
3年間ではMAX300万円までの投資で保有期間は最大10年間。)
貯蓄から投資へ資金を移させるための政策です。
2010-03-30 Nicot
平成22年度の税制改正の中身です。
3月24日、国の一般会計予算の成立とともに、平成22年度の税制改正法案が国会で可決・成立しました。
政権交代後、初の税制改正であり、そのプロセスは政府税制調査会へ一本化されたこと、
その審議過程がWEBを通じて公開されていた、ということで新しい仕組みとなりました。
ただし、子供手当や高校無償化などの目玉政策にスポットが当てられて、
この税制改正についてはマスコミでもあまり注目されていないようです。
大きな改正項目を次回に。
2010-03-29 Nicot
大阪市交通局 の「利用促進PRポスター」が面白く、ひそかにはまっています。
平成21年度は「交通局でレトロ劇場」で、昭和時代のレトロ漫画にかなり高度な
(?)クイズっぽいひっかけ名前が記載されています。
その名前の意味を考えるのが面白く、地下鉄の中でもじっと考え込んだりします。
すぐに分かるものもあれば、難しいものは5日も考えて、やっと意味がわかったものもあります。
PRポスターのテーマ・漫画との兼ね合いで考えると「あっ!」と気付くパターンが多いです。
たとえば「荷物の忘れものにご注意を」のポスターでは、
監督 和須 蓮
脚本 木津 耕陽
主演 沖 サリイ
石木 翔
とこんな感じです。かなり笑えます。
このひっかけレベルは私の好みで、「大阪市交通局もなかなかやるな~!」と感心。
次のポスターが楽しみです。ぜひ試してください。
2010-03-26 Nicot
3泊4日で中国・福州へ出張!
行くたびに思いますが、中国という国は、何でもスケールがでかく、底知れない可能性を感じます。
昭和の50年代から平成22年の最先端まで、何でも混在しながら勢いに乗って発展し続けているイメージ。
やり方次第で想像を超えるビッグ・ビジネスも夢ではないところが魅力的。
ますます、目が離せない驚異の国、中国。
先週は、別のお客様で中国人社長の会社の税務調査立会が2日間ありました。
紹介もあって中国人社長の会社のお客様も増えてきています。
中国関係の仕事が確実に増えてきていることを実感。
これからの時代、中国との関係なしには、仕事もやっていけないようです。
日常生活での身の回りには、中国品があふれていますし、仕事でもウェイトが高くなる覚悟が必要。
しかし、中国人の社長さん達みなさんは、すごい。
税理士報酬でも仕事関係でも交渉はハードそのものでかなりキツイ。
日本人の感覚では歯が立ちません。ハングリー精神というか、背負っているものが違うのか、国民性なのか。
まあかないません。
(上下とも地方都市の市内の風景)
2010-03-24 Nicot
国土交通省は3月18日に平成22年1月1日時点の公示地価を公表しました。
全国平均で商業地は前年比6.1%の下落、住宅地は前年比から4.2%の下落。
平成20年秋からの世界同時不況によるデフレの影響が全国的に広がり、2年連続で前年度を下回りました。
大阪圏では、大阪府の中心部の商業地ほど下落が大きい傾向。
大阪市は11.7%の下落、北区・中央区を含む大阪市中心6区では13.8%の下落。
景気はリーマンショック後の最悪期から徐々に持ち直していますが、都市部ではオフィス需要の低迷が続き、
デフレの影を落としています。
地価は底値圏ではないかと思っておりますが、厳しい現実を反映した公示地価でした。
最悪期を抜けた景気の回復と来年の公示地価に期待。
2010-03-29 Nicot
3月15日 個人の所得税・消費税・贈与税などすべての税務申告が無事に終えました。
スタッフのおかげで正確に、効率的に、丁寧に、もちろん合法的にできたと思います。
毎年、改善・効率化することが可能なこの仕事。私自身、だいぶ楽になってきました。
ほとんどe-taxで送信していますから、印刷書類も郵送コスト、提出の手間も省けてかなり便利。
あらためてこのシステムと開発担当者、申告ソフトに感謝、感謝。
恒例の反省会をやって、待望の打上げに行きました。スタッフの労をねぎらい、感謝、感謝。
しかし、不思議なもので、毎年、確定申告が終わると○○会や××協会さんからの会費請求が
来るし、知人や飲み屋のママさんからのお誘いメールもドッと来ます。
待ってました、ってことですか。
2010-03-15 Nicot
仕事の終えた午後に天気もよかったので、久しぶりに家族で地元の二上山ふるさと公園へ 出かけました。春の陽気と「道の駅」での特売もあってかなりの混雑。 公園内には、「ボケ」や「モクレン」もちょうど見頃できれいな華を咲かせていました。 この公園の名物は、456段の階段と頂上から見渡せる大和三山の絶景ビューです。 いい運動と奈良盆地の見晴らしに心身ともにリフレッシュできます。
2010-03-15 Nicot
南森町での仕事の帰り、大阪天満宮へ参拝してきました。
3月15日までの確定申告業務が今年も無事に終わりますように!
もちろん、健康祈願、家内・所内安全、事務所発展、世界平和などなども。
確定申告期限までもう2週間を切りました。お客様の大事な所得・税額計算ですから間違いは許されません。 時間的なあせりと細心の注意、細かい税法のルール、税額をめぐるぎりぎりの調整などストレスもたまってきます。
やはり最後は神頼み。
下段の写真は、大阪天満宮の北側にある天満天神繁昌亭
2006年9月15日にオープン
〒530-0041 大阪市北区天神橋2-1-34
TEL:06-6352-4874
繁昌亭のメインとなる定席寄席公演では、週替わりで、ベテランから若手まで、
落語家が入れ替わり立ち替わり登場します。
色物(マジックや漫才、太神楽など、落語以外の芸)も入る本格的な寄席を楽しめます。
椅子席で1階153席、2階63席の合計216席
天満天神繁昌亭のホームページでは天満天神繁昌亭の様々な情報がUPされています。
一般入場者は前売り券で2000円、当日券で2500円
一度行きましたが、プロの話術はやはりスゴイ。
生で見る落語はテレビよりも迫力があって笑えます。
お客様の接待にも最適。
2010-03-03 Nicot
森の宮での仕事の帰り、お客様のお勧めもあって大阪城梅林を観てきました。
大阪城内濠の西側横にある大阪城梅林は、2月下旬から3月上旬が見頃で大阪に早春を告げる春の風物詩となっています。
満開直前ぐらいのいい時期で、1200本を超えるカラフルな梅林は見応えがありました。しかも無料でお得。
かなりの花見客で賑わっていました。
梅林の中で、なんと数年ぶりにOさんにバッタリ再会。 お変わりなくお元気な様子とお互いに安心。 最近、バッタリ再会が多く、世間はせまい、と痛感しました。
(写りは悪いんですが、中央はもちろん大阪城天守閣)
2010-02-27 Nicot
適格合併であっても、被合併法人(消滅会社)の繰越欠損金を引き継げない場合(法57③)があります。
また、なんと合併法人(存続会社)の繰越欠損金をそのまま利用できない場合(法57⑤)もあります。
さらに税法にはややこしい規程があり、「特定資産の譲渡等損失の損金不算入」 (法62の7①)という制度があります。これは、適格合併を利用した節税を防止するためのもので、 合併法人と被合併法人のどちらでも、不動産などの含み損があれば、 合併後に売却することにより実質的な欠損金を表面化させて、引き継ぎ可能・利用可能となってしまうために、 一定時期(特定資本関係時)の含み益と含み損を計算して調整することになっています。(法令123の9)
しかし、適格合併を利用した節税に対しては、行き過ぎとも思えるほどの徹底した規制ができていると感心します。
キーワードは、「特定資本関係」、「みなし共同事業要件」、「5年」、「含み損・含み益」です。
それは、また次回に。
2010-02-12 Nicot
インターネットの便利さには、いつも助かっています。
税務や会計の情報も、たいていはインターネット上に掲載されています。
グーグルやヤフーでの検索では、たいていの情報に触れることができます。
しかし、安易な検索に頼り過ぎることは、自分の調査能力、条文読解力、思考能力も落とすことになるので危険。
そのまま額面通りに受取ることはなく、条文・考え方・背景などは書籍などでも確認するようにしています。
スタッフが安易な検索情報で回答してくるときも、いい感じはしません。
間違いの情報、思いこみの情報も多いからです。
以前の恐ろしい経験では、改正前の条文がネット上で掲載されており、
改正の情報がほとんどなくまったく違った情報を信じるところでした。
ネット情報は、その都度最新の情報が掲載されますが、訂正の情報、前の情報の削除がされていないか、
分かりにくい部分が多く、官公庁などの公的サイトでも注意が必要です。
それでもインターネットで助かっている部分の方がよっぽど大きく、ネットのない世界は考えられない時代です。
九州や関東、信州、名古屋のお客様ともメールで仕事が十分できますし、 税務申告も電子申告でどこのお客様の分でも送信可能です。
インターネットの驚きといえば、当事務所のホームページを見て、 海外の方から税務相談をいただいたり、仕事を受注する場合もあります。
私の想像を超える力を持っているネット社会。まったく恐るべし、インターネット!
2010-02-05 Nicot
2月1日は、毎年プロ野球のキャンプインで球春の到来を感じる時期。
税務業界でもこの時期は、所得税などの確定申告が始まるシーズン。
国税庁の実施する「還付申告無料相談センター」へも担当税理士として1日対応しますし、
12月決算の法人税申告や個人の確定申告、贈与税の確定申告で本格的に業務が多くなってきます。
1年で2月から3月中旬、4月下旬から5月末までが最も繁忙期となり、緊張感とともに神経がピリピリしてきます。
小さなことには目くじらを立てて怒らないようにガマン。
まあ、打上げを楽しみに、スタッフのみんなと一緒に明るくガンバルのみ。
今年の改正点で特に注意する点は、株式の譲渡損失と配当所得の損益通算ですね。
2010-02-01 Nicot
みなさま、新年明けましておめでとうございます。2010年もどうぞ宜しくお願いします。
組織再編で合併の際には、適格合併か非適格合併の2通りがあります。
実務では、合併時の時価課税を避けるために、100%の完全支配関係にするか、50%超の支配関係か、 または共同事業をするための合併か、とすることで適格合併とすることがポイント。
この共同事業要件にもかなり細かいポイントがあるので注意が必要。(法人税法施行令3)
株式で支配関係を満たすことと、その後の事業継続要件(法人税法施行令4)に注意すれば
この適格合併要件を満たすことはそれほど難しいことではないと思います。
問題は、適格合併時における繰越欠損金、含み損、含み益の取り扱いです。
これが、合併における最大のポイントで、ミソとなります。
それはまた、次回に。
2010-01-05 Nicot